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第200回
報連相シリーズ2 「連絡・相談」
2020/7/1


   「連絡」は、組織で仕事を進めるために必要不可欠な行動である。
 たとえば外出する時に、社内にいる人に「どこに行くのか」、「何時に帰ってくるのか」など
 自分の行動を明らかにしておかないと、何か大事な出来事やトラブルが生じた時などに周りに
 迷惑をかけてしまうことになる。
   また、留守中に自分宛にかかってきた電話に出た人が適切に対応できるようにしておく
 ためにも、キチンと「連絡」をしておくことが必要である。

  報告や連絡に比べて、非公式な匂いが強いのが「相談」である。
  職務遂行中に何か問題が生じたり、疑問点が出てきた時にはすぐに上司の判断を
 仰ぐことが必要である。自分一人では解決ができないような複雑な問題でも、
 経験豊富な上司に「相談」して整理してもらうと、目からウロコが落ちるようにその後の仕事の
 段取りがうまくいくといったことはよくある話だ。
 こうした相談は中間報告と捉えて積極的に行なうべきものである。
  もちろん問題がなくとも、自分にとって少しレベルの高い仕事の場合には、
 上司に相談をもちかけてアドバイスを求めたりしてもいいだろう。
 「相談」することは決して恥ずかしいことではない。

 以上

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