4.経営革新計画の作成と効果
(1)経営革新計画の作成
本計画作成に当たっては、金融機関との折衝もあり経営者自ら作成し、所轄の行政事務所に
提出し指導を仰いだ。そして何点かの書類上の改善項目を指摘されたが、
そのことを文言として表現することに難があった。
その折、行政事務所より県の「経営革新支援アドバイザーセンター」制度を利用するよう
助言があったので、早速、担当に連絡を取り支援依頼を行った。
担当者との打合せの結果、専門家(中小企業診断士)の派遣を受けられることになった。
その後、専門家から3回のヒヤリングと資料まとめの支援を受け、
1ヶ月という短期間で仕上げることができるという望外の成果を得た。
(2)経営革新計画の効果
集客などの実際の効果はこれからであるが、金融機関からの融資については
通常の金利よりも1ポイント低利な融資を受けることが可能となった。
設備投資が数億円であり1ポイントでも数百万円となるため計画承認の効果は高い。
本融資をスムーズに進めるには、計画の作成と金融機関との
情報交換を同時に行っていくことがポイントである。
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