「環境に体を合わせればいいや」「気力で乗り切ろう」などとノンキに考えないでください。
体はそれほど器用でも利口でもありません。環境をこそ、体や動きに合うように
工夫しましょう。出来ることから順に、改善してください。 足は自由に動きますか。
ゆったりと伸ばせますか。全身を支えるのは下半身の特に足だということを自覚してください。
足の役割を軽くみていると、全身にひずみが出ます。ついでに言えば、靴もチェック
してください。外を歩くための靴と一日座っているときに履く靴や作業の時の靴とは
別にしたほうがいいでしょう。目と足のためにはフィットしたメガネや靴を選ぶこと。
それには専門家の知恵や技術を利用するべきだと思います。資格を持った専門家のいる
メガネ店、靴店で相談してください。
光線・照明はどうですか。目への負担はないですか。意識しないうちに目をカバーして、
体が歪んでいるかもしれません。デスク回り、作業台回りは整理整頓されていますか。
イライラしたり、気分が重く沈むような環境にいたのでは疲れはたまるばかりです。
動きやすい、見た目に気分のいいデスクや作業台は疲れを予防してくれます。
キャビネットやデスクの上に一輪挿しを置いて、季節の花を飾るのはどうですか。
デスクの隅にお気に入りの、目にやさしく気の休まる写真や絵を立てておくだけで
疲れの解消に役立つでしょう。そんな小さなちょっとした工夫を加えるだけで、
疲労の予防に役立ちます。周りをよく見回してください。
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