朝の「今日も頑張るぞ」と最も気合いの入る時間に、その日に達成したい目標、
一日の目標を立てる習慣づけを提案します。
せっかく元気が湧く朝に、「また朝が来た。これから夕方まで、昨日に続く、昨日と変わらない
今日をなんとかやり過ごそう」などと思ったのでは、一日は灰色に過ぎてゆくでしょう。
朝の清々しい空気の中で「よっし、今日は、少なくても、ここまでは仕上げよう」と自分に
誓うのです。ただし、一日の目標ですから、あまり大きすぎる、実現可能性のないものでは
まずいでしょう。できるだけ数字的な根拠のある目標を設定しましょう。高過ぎず、
かといって低過ぎずです。
健康面に不安があったり、気力が湧かない日なら、「最低、昨日のペースを維持しよう」でも
いいではないですか。それを、ふだん「六」の仕事をこなしている人が、「頑張れば
できるだろう」といきなり九や十を目標にしても無理ですね。低迷している人が根拠もなしにと
「一日でトップを目指そう」景気ばかりいい目標を立てるのも、達成しないことが
明らかですから逆効果です。
あの部分を少し工夫すれば何とか達成可能だろうという見込みを立てて、六の仕事を
しているなら、六・五か七を目標にする。掲げた目標は確実に達成しなくてはなりません。
だから、あと一歩で手の届く、ワンランクだけ上の、実現可能な目標を設定するのです。
以上 |