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どんなに優秀な経営者でも、長く経営をやっていると、厳しい時代の一つや二つは、ある。
何をしたらいいのか分からず、途方に暮れる時、誰を信じていいのか分からなくなり、
孤独を感じる時、何をやっても手ごたえがなく、徒労感だけが残る時、
そんな時の一つや二つは、やってくる。それでも経営者は、前を向いていないといけない。
胸を張って、上を向いて歩いていないといけない。なぜなら、あなたは、見られているから。
あなたは、お客さんから、見られている。あなたは、社員から、見られている。
あなたは、社会から、見られている。人は、下を向いている人から、商品を買いたくないものだ。
人は、元気のない人には、ついていきたくないものだ。社会は、そういう人に、
何かを任せたくないものだ。だから、経営者は、まず、上を向くこと。
どんなに辛い時でも、我慢して、上を向いていること。それは経営者の「大切な仕事」だ。
以上 |