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第8回
小集団による営業体制づくり<事例>
2004/7/1


 B社は全国販売網をもつ中堅商社であるが、本社営業部は第1課から
第3課まであり各課長が課員を、それぞれ10人程度指揮下においていた。
 しかし、それでは部下の1人1人まで目が届かず、課長のチェック機能も不十分
であった。そこで各課を1チーム3人で、3〜4人チームに細分化し、チームリーダーを
任命、小集団チーム編成を行った。

 チームリーダーは課長から大幅な権限を委譲され、目標指定、業績管理、
部下指導育成までの役割を分担することになった。
 その結果、従来の課長に頼る甘えるムードが一掃され、また参画意識も芽生え、
組織に動きが出てきた。
 その成功は次にある。

  ・ 業績は、チームワークでつくりあげることを実感し、目標に挑戦する
  ・ 報告・連絡・相談がきめ細かく行われ、個人の潜在能力が引き出せる

 上記のことが体制づくりのポイントである。

以上

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