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第207回
報連相シリーズ9 「礼を失しない文体や表現のメール2」

2021/2/1


  「ほう・れん・そう」を電子メールで行なうことも一般的になってきている。
   電子メールは文字ばかりでなく、音声や画像などの情報を時間的距離や
 空間的距離にかかわりなく送信することができるので、今後ますますビジネスの社会でも
 ニーズが高まってくることだろう。

  では、電子メールによる「ほう・れん・そう」では、何を注意したらいいのだろうか。
 電子メールは、その名前のように手紙と同じように考えればいい。つまり、ビジネス文書の
 注意事項を思い出せばいいのである。

  しかし、まずしなければならないことがある。それは、送信しようとしている内容が
 電子メールにふさわしいものかどうかの検討である。
   たとえば、得意先に何かを依頼する場合に、電子メールではいかにも軽く見られて
 いるようで非礼と受けとめられてしまうだろう。その場合には手紙で礼を尽くすのが
 ふさわしい。また、社内の場合でも、公式な報告や添付する資料がある場合などは、
 文書による報告のほうがいいだろう。                       以上

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