No.  テーマ  掲載日
第21回
顧客基盤づくりの原理原則〜顧客開拓編〜
2005/8/1

1.真の顧客はだれか

 業績の主要素は「売上」「利益」「生産性」の3つである。業績責任者には、
これらを向上させるマネジメントが求められるが、その際のポイントは大きく
分けると2つある。

 ・なぜ売れたか、売れなかったのか
 ・取引したい客はだれか

2.顧客の声を聞いているか

 次に顧客開拓の手段として「得意先アンケート」の活用を勧めたい。顧客製作は
案外、独りよがりに行われがちで、思い込みや勘違いによるピンボケが業績低迷の
一因となるケースもある。

 「顧客のこだわり=自社の強み=ライバルの弱み」となるためにも、自社に対する
率直な意見を求め、実態を把握することも有効な手段だ。

3.「創客」活動を進める

 新規顧客開拓は、既存顧客からのオーダーと比較すると5倍〜20倍のエネルギーが
必要だと言われる。そこで、まず既存顧客からのリピート受注に絞った取り組みを
進めてほしい。

←Back                    Next→