最近の各企業の売上高は、対昨年比ではわずかながら増えてきているようである。
しかし、粗利益や営業利益で見るとその実態はみかけほどでない。
つまり、コストアップや値引き要請が今まで以上に厳しくなり、経営を圧迫してい
るという現実だ。更に短納期要請、クレーム多発などの利益阻害要因も増えている。
そのなかで、同業他社との差別化を図るには、現状技術や商品の組み合わせ
により「シナジー効果」や「プラスアルファ効果」を生み出す営業システムづくりも
その1つと思われる。
つまり、システム受注、システム契約、システム販売などの発想である。そのため
には、
第一にわが社の技術商品の強み・特長は何かを徹底研究する。
第二に得意先やユーザーのニーズの解明である。
第三にそのニーズとわが社の特長との組み合わせの検討。
第四はそれらの「システム商品」の市場展開である。
第五は成果として生まれてくる実績を、トレンド分析(傾向分析)して、次の
システム化のためにノウハウを蓄積することである。
以上
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