新商品・サービスの開発については、自社の経営資源を正しく認識して取りかかり、
撤退をも視野に想定して取りかかるのが安全なことであり、プロジェクト実施に
当たっては、以下項目をとりまとめた評価レポートをもとに意思決定される。
判定するためのチェック項目であるので、主要な項目だけを解説する。
@経営戦略上の位置付け・経営理念に合致するか。企業は儲かれば何をしても
よいわけではない。経営資源を強化するかを厳密に評価できるか。
A商品の競争力・他の追随を許さない機能・性能と差別化が明確か。
知財としての競争力と安全性があるか。
B販売機構・社内で適応できるか。販売経路は構築できるか。
C販売戦略・競争商品に勝てるか。商品ライフはどの程度か、
投資は回収できるか。広告・パブリシティはどのようにやるのか。
リピーターは増えるか
D生産(供給体制)・現在の内外生産体制で安定供給ができるか。
新しいコラボが必要か。それは実現できるか。
E生産技術と品質保証・現在の技術・品質保証体制で可能か。設備投資は必要か。
回収できるか。量産化したらコストダウンは可能か。
F財務計画(投資回収)・製造・営業・総原価は明確化できるのか。
以上
|