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第46回
計数入門(2) 経常収支
2007/9/1

 
 経常収支とは、日常の経営活動に関する現金の出入り、つまり、営業サイクルに
 関する収支のことである。
  
   基本式 : 経常収支 = 経常収入 − 経常支出
 
 <経常収入>

 収入は2種類、売上高と営業外収入。しかし、現金商売でない限り、売上債権の
 増減が発生するためこれらの増減も加味しなければならない。また、現金を
 受け取る権利には売上債権以外にも未収金・未収収益・前受金などがあり
 これらの増減も考慮しなければならない。

 <経常支出>

 つぎに、経常収入と逆の立場から支出面において計算する。支出の元になる費用は、
 損益計算書の売上原価・販売管理費・営業外費用及び仕入債務(買掛金・
 支払手形)・前渡金・前渡費用・未払金・未払費用となる。 
 

                                                以上

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