「性格がネアカ」なヒトはよいとよく言われるが、これは当然、ネアカな人間はほとんど
プラス発想するため、もめごとが発生しても、くよくよしないというメリットがある。
たとえば、営業で商品のクレームや苦情が起きた場合、ネアカでプラス発想のできるヒトは、
クレームや苦情のおかげで顧客のキーマンと話ができて、顔も名前も覚えられるが、
その逆のネクラでマイナス発想のヒトは「あ〜あ、また怒られた。これで取引中止だ」と、
まるでこの世の終わりのような状態になり、その客の所へ行くのをいろいろな理由をつけて
延ばそう延ばそうとして、よけいに客を立腹させるという悪循環を引き起こし、
本当に取引停止になる場合がある。
このように、ほんの一例をあげただけでもわかるとおり、「ネアカでプラス発想のできるヒト」は、
企業にとって将来、大変重要なポジションにつくヒトだから大いに登用しよう。
しかし、すべてのヒトがネアカでプラス人間というわけではない。
ネクラでマイナス人間もいる。その比率はと聞かれれば、およそ半々と考えれば、
当たらずとも遠からずだろう。
このため、ネクラ人間でもよい面を取り入れて入社させる必要がある。
つまり、返事がよくてもネクラ人間の場合、そのヒト自身の性格をよく知らしめ、
努力してプラス発想させるように教育することだ。 以上
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